ケータイ業界9,800万人争奪戦

borixx2006-09-18

これまた気になっていた本を買ってみました。川下にくるサービスを考えるにしても、川上である通信キャリアの動向、最新技術に関する知識も押さえておいた方が色々よいかと思います。
寡占市場で競争の規模も大きく、お互いの出方を探り合っている状態が続いているので、各社の状態を俯瞰してゲーム理論で考察してみると題材としては面白いかもしれません。


第1章 ”番号ポータビリティ”に揺れるケータイ業界
第2章 NTTドコモ vs au”ユーザー囲い込み戦略”を追え
第3章 ボーダフォンに”1兆7500億円の価値”はあるのか?
第4章 DCMX本格始動!”おサイフケータイ”の勝者は誰だ?
第5章 キャリアとテレビ局の思惑が交錯する”ワンセグビジネス”
第6章 ”ブランド力”で勝負する端末メーカーたち
第7章 W-ZERO3で躍進するウィルコムと新規参入組の攻め方は?
第8章 モバイルブロードバンド時代の主役となる通信技術は?


↓アマゾンの出版社/著者からの内容紹介より。

この秋から始まる番号ポータビリティ制度導入を目前に、ケータイ業界はヒートアップしている。NTTドコモau(KDDI)、ボーダフォン(ソフトバンク)の各キャリアはユーザーの囲い込みに必死。料金面での割引プラン戦争をはじめ、テレビCMを通じたイメージ戦略、AQUOSケータイなどブランド力を用いた端末競争、おサイフケータイワンセグ対応などに代表されるサービス合戦など、さまざまな面での戦略を各キャリアは打ち出している。W-ZERO3など立て続けにヒットを飛ばすウィルコムも、ケータイユーザーを積極的に獲得している。本書は、騒然とするケータイ業界の流れを分析し、今後の動きを予測していく。果たして9800万人市場を制覇するキャリアはどこなのか?


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